2016年6月28日火曜日

室堂平~一ノ越間の雪渓切り☆

今日は朝からあいにくの雨模様。。。☔

室堂平の気温も午前9時で

10℃と少し低めで肌寒く感じました。





そんな中、今日は

7月1日の山開きを前に

室堂平~一ノ越の間の登山道の雪渓切りが実施され

登山者の皆さんが安全に登れるように、と

登山道の整備が行われました。




雪渓切りは毎年、山開き前のこの時期に

中部森林管理局、環境省自然保護官、山岳警備隊、

各山小屋関係者、立山黒部貫光が主体となって

実施しているものです。




雪渓切りでは、氷のように硬い雪を

チェンソーを用いて切れ目を入れ




それをスコップを用いて一つ一つ人力で崩していき




少しずつ、道を作っていきます。




今日は、午前10時から作業が開始されましたが

次第に雨風が強くなっていき

大変、寒い中での作業となりました。




わたしは今回、取材で同行させていただいたのですが・・・

寒い中、苦労して作業されている皆さんを

ただ横で見ているだけなのが、

すごくすごく申し訳なくなってきて😞

わたしもこの作業の大変さを知っておくべきだな、と思い

ほんの少しではありますが

作業に参加させていただきました💪






富山県出身であるわたしは

除雪作業には慣れてはいますが

立山に積もった雪は、平野の雪とは比べものにならないくらい

硬く、重い雪で、その撤去作業というのは重労働そのものでした。😫




でも、作業されていた皆さんは誰一人として

手を抜くことなく真剣に取り組んでおられ

道ができてきたところを自分たちの足で歩き

危ない所がないか、道幅はこれで十分か、などと

上り下りしながら、歩きやすいかどうかを確かめておられ、

傾斜があるところでは階段にしたほうが良いのではないかと

話し合われていたり、試行錯誤しながら道を作っておられました。




室堂平~一ノ越の間にはまだまだ雪は多く、

昨日、わたしが歩いた時でも

危険だなぁ、と感じた箇所が3ヵ所ほどあったのですが

今日のこの作業のおかげで

昨日までの道とは大きく変わり

安全に歩けるようになりました🌟




雪渓切りの参加者、総勢20名が

登山者の皆さんのために。。。”と

寒い中、汗水流して作ってくださった道です。




この方たちの苦労があるからこそ、

今日からわたしたちは安全に

一ノ越まで通行できるようになりました👍




本当に感謝ですね。。。



立山は、いよいよ

7月1日より山開きとなります💡



この夏も、たくさんの登山者の方に

山のマナーを守って立山の大自然を

楽しんでいただきたいものです💕😊


6月28日 撮影📷


立山ガール 🌷わかな🌷