2016年9月9日金曜日

室堂平にたくさんの警察官・・・!?



今朝、室堂ターミナルに・・・




警察車両が入ってきたかと思えば・・・




たくさんの警察官の方々が

一列に並んで歩いて来られました。




これは、何事だぁ------------!?

野次馬のように駆けつけてみると・・・




地元、富山の報道陣の方々もたくさんおられ、

なんだなんだドキドキしながら

聞き込み調査をしたところ・・・




立山にある【弥陀ヶ原活火山】

もしも、噴火をしたら・・・。

という場合に備えた避難経路確認と、

実際に噴火が起こった場合の注意点などを

火山の専門家の方からお話を聞き、

実際に地獄谷を見て、現在の様子を確認するという

警察の方々の研修だということでした。




この研修には、富山県警山岳警備隊の方をはじめ、

富山県警本部機動隊の方や上市町警察署の方など

総勢16名の方が参加されていました。




立山センターから出発された後、

みくりが池の前で一旦、立ち止まり

専門家の方から何かの説明を受けておられ

そのあと、エンマ台へと移動されました。





エンマ台からは地獄谷を見下ろすことができるので

ここで地獄谷の現在の様子を確認すると共に

避難が必要になった場合の注意点などを動作も交えて

確認されていて、その皆さんの表情というのは

まさに真剣そのものでした。





緊張感がある雰囲気だったので

わたしはあまり近づくことができず・・・

後ろからそーっと見ていました。





このあと、皆さんは

雷鳥沢からの非難経路として新しく作られた

迂回路確認するということで

また一列に並び、

雷鳥沢方面へと進んで行かれました。




現在地獄谷は火山ガスの放出量が多くなっていて、

地獄谷の中へは一切の通行ができなくなっています。

エンマ台近くには火山ガス情報ステーションが建てられ、

地獄谷の様子は24時間監視されています。

万が一の場合に備え、室堂周辺の山小屋には

ヘルメットガスマスク配備するなど室堂では

警戒が強まっているところです。


最近でも、日によっては

火山ガスの放出量が非常に多く、

風向きによっては目が痛くなったり、硫黄の臭いがきつくて

息苦しくなったり、人によっては目眩や頭痛が起こることもあります。


付近には、仮設の水場も設置されていますので

火山ガスがきつく感じられたときにはご自身の判断で

水で濡らしたハンカチやタオルを鼻や口元にあてて通行するなど

自分の身はまず、自分で守ること

意識していただきたいと思います。




※富山県民の皆さまへ。

本日、富山テレビさんの夕方のニュース番組で

【弥陀ヶ原活火山】の特集番組が放送される他、

北日本放送さんの放送や富山新聞さんの新聞記事等でも

今日の様子がご紹介されるようですので是非、ご覧下さいませ。



本日撮影📷


立山ガール 🌷わかな🌷