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2017年6月13日火曜日

関西電力 黒部ルート見学会 *後編*

関西電力 黒部ルート見学会 *前編*はこちら

黒部川第四発電所を見学した後は…トロッコ電車に乗って出発!🚃💨

出発したすぐの場所、お見逃しなく!
紅白歌合戦で、中島みゆきさんが歌われた場所です。
大晦日の夜、さぞかし寒かったでしょうね…。

ほぼ全線トンネルの中を進みますが、仙人谷は地上に出て、
黒部川を渡ります。


トロッコ電車を降りると、真正面に仙人谷ダムが見えます。
ダム本体の完成は1940年!
もう70年以上、ここに建っているのですね!
「日本の近代土木遺産ー現存する重要な土木構造物2000選」
認定されています。


正面には「雲切の滝」が見えます。
ダムの下の方。意外と高い…💦
ダムの反対側は、黒部川の流れを見ることができます。

いまは外が見えるようになっていますが、雪が降る時期はこの鉄橋の両側が閉じられ、冬でも運行できるようになっています。

この近くには関西電力の宿舎があるとのこと。
こんな山奥でお仕事されている方もいらっしゃるのですね…。
厳しい冬の間も数十名の方が常駐されているそうです。

さて、またトロッコ電車に乗って、途中、高熱隧道を通り、
欅平上部へと向かいます。
 ※高熱隧道とは…仙人谷までの軌道トンネル掘削時に、岩盤の温度が
  160℃以上あり、工事が難航した区間。
  現在は冷却用の導水管などが敷設されて温度は下がっていますが、
  それでも平均40℃くらいはあるそうです。


こちらの黒部専用鉄道は、元々は発電所建設の資材運搬のために作られた鉄道なのでトンネルが狭く、客車も背を低くして乗るくらいの小さなもの。
客車や貨車を牽引する機関車は蓄電式です。
これはディーゼル車にすると高熱隧道の高温により燃料に引火してしまうおそれがあり、電化してしまうと硫黄が送電線を腐食させてしまうからだそうです。
また、万が一のため、人が乗る客車も耐熱(遮熱)・耐圧(落石対応)仕様になっているとのこと。
それでも高熱隧道通過中は、硫黄の匂いがして蒸し暑く感じました😅

トロッコに乗車中、ガイドさんのいろいろお話を聞いているうちに…
欅平上部に到着!

こちらには展望台があります。
この展望台の約100m程上に水平歩道があります😮

後立山連峰方面。
写真中央奥:白馬鑓ヶ岳、天狗の頭
左:奥鐘山 右奥:鹿島槍ヶ岳南峰

竪坑エレベーターに乗って、高低差200mを降りて、欅平下部へ。
このエレベーターはトロッコの車両ごと載せることができる人荷用と、
人員用のエレベーターがあります。
人数が多いので、人荷用に乗ります。
エレベーター床部分にもレールが敷いてあり、
貨車をそのままエレベーターに載せることができます。

欅平下部に到着。
トロッコ電車に乗って、スイッチバックして欅平駅へ。
こちらは関西電力の工事関係者の方も乗車されます。
黒部峡谷鉄道トロッコ列車の終点、欅平駅。

レールに沿って並んでくださいね♪
欅平駅のすぐ近くに黒部川第三発電所があります。

欅平駅〜宇奈月駅まで、ところどころで関西電力のダムや発電所を見ながら
黒部川沿いを進みます。

雪崩から建物を守るための壁だそうです!



鐘釣の万年雪
土砂崩れがあり、本流の流れがせき止められたようで、
川の水が濁っています。


黒薙駅近くで見れる水路橋
この奥に峡谷最古の温泉、黒薙温泉があります。

宇奈月駅に到着して、見学会は終了です。

ところどころで黒部峡谷の美しさに触れ、なかなか見ることのできない施設を、たくさん見せていただきました。
ダムや発電所の建設・維持管理に携わる方々の計り知れない労力は、
私のちいさな想像力をはるかに超えるもので、どう表現したら良いのか、
いまだに言葉がみつかりません。

抽選での参加となりますが、まだ締め切り前の日程もありますので
興味がある方はぜひ応募してみてくださいね♪
詳しくは関西電力のウェブサイトでご確認ください。

🚃れいり🚃

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